九州の混浴温泉を1日で5湯巡ってみた|野湯・共同浴場・川湯の開放的な混浴文化

天ヶ瀬温泉の混浴露天風呂からの風景
天ヶ瀬温泉の混浴露天風呂から見える風景

九州には、混浴温泉がいくつもあります。
しかもそれは、山奥の秘湯だけではなく、川沿いの共同浴場や、観光地の中にある湯など、生活のすぐそばにある混浴です。

関東の混浴は「山の中の秘湯」という雰囲気の場所が多いですが、九州の混浴は、もっと開放的で、もっと日常の延長線上にあるように感じました。
隠れて入るというよりも、ひらかれた場所に、湯がある。そんな感じです。

今回、地元に詳しい仲間に案内してもらい、九州の混浴温泉を1日で5湯巡りました。

・野湯
・観光地の中の共同浴場
・山奥の秘湯
・住宅地の中の川湯
・温泉街の川沿い露天風呂

同じ「混浴」でも、それぞれまったく雰囲気が違います。
この記事では、女性目線で、それぞれの温泉の雰囲気や入りやすさ、アクセスなどをまとめてみます。
九州で混浴に入ってみたい方の参考になれば嬉しいです。

九州の混浴はとても開放的な場所が多いので、混浴に慣れていない方や、少し不安がある方は、まずは混浴で安心できる人や雰囲気について書いたこちらの記事も参考にしてみてください。

「混浴で安心できる人」


九州混浴温泉 1日で5湯巡ったルート

今回巡ったルートはこちらです。

道の駅ゆふいん集合
→ へびん湯(野湯)
→ 湯布院 下ん湯(金鱗湖)
→ 茎の口温泉 新清館
→ 満願寺 川湯
→ 天ヶ瀬温泉
→ 道の駅ゆふいん解散

朝8:00集合、17:30解散でした。

ただ、これは九州の温泉に詳しい仲間がナビゲートしてくれたからこそできたルートで、普通の人が1日で回るのはなかなか大変だと思います。
特に野湯や川湯は場所が分かりにくく、車がないと難しい場所も多いです。


へびん湯(野湯・秘湯)

はじめに行ったのは、がたがた道を車で慎重に進んだ奥にある野湯、へびん湯。
既に単独男性が5~6人ほど入浴していて、その後も入れ替わり立ち代わり人が来る感じでした。

女性用の簡易脱衣所は一応ありましたが、暗くて狭くて少しタバコ臭かったので、使わずにベンチでさっと着替えました。入浴している人からは見える位置です。

ここは4つの湯船があり、一番上の湯船から下へと流れ込んでいく仕組みになっています。
掛け湯は一番下の湯の手前でするという暗黙の決まりがあるらしく、タオル一枚でみんなの視線を浴びながら下の湯へ行き、掛け湯をしました。

まずは一番上の湯へ。
あぁ極楽…。悪路を進んできた疲れも一気に吹き飛びます。
山の中で川のせせらぎを聞きながら入る湯は、やっぱりいい。下の湯にいくにつれて温くなるのもまた楽しく、一日中でも入っていられそうな心地よさでした。

後ろ髪を引かれる思いで次の湯へ向かいました。

へびん湯(女性目線情報)

  • 混浴:〇
  • タオル:〇
  • 湯あみ着:〇
  • 女性用脱衣所:簡易あり
  • 雰囲気:野湯・秘湯
  • 混雑:単独男性多め
  • アクセス難易度:高(車必須・悪路)
  • 女性入りやすさ:★
  • 女性一人:おすすめしない

湯布院 下ん湯(金鱗湖)

次に向かったのは、湯布院の観光地のど真ん中、金鱗湖のすぐそばにある共同浴場「下ん湯」。

脱衣所はなく、着替えは入浴している人から普通に見える位置になります。
観光客もたくさん歩いていますが、ほとんどの人はそこに混浴があることに気づいていない感じでした。見ようと思えば見える、という距離感です。

観光地の中にある混浴という、ちょっと不思議な感覚の温泉でした。

下ん湯(女性目線情報)

  • 混浴:〇
  • タオル:〇
  • 湯あみ着:〇(ただしお湯を汚さないよう配慮が必要)
  • 女性用脱衣所:なし
  • 雰囲気:観光地・開放的
  • アクセス難易度:低(由布院駅から徒歩圏内)
  • 女性入りやすさ:★★★
  • 女性一人:可能

茎の口温泉 新清館(秘湯・濁り湯)

山奥にある秘湯。
ここは濁り湯なので体が見えにくく、混浴の中ではかなり入りやすいと感じました。

この日はカップルの方が5組ほどいて、単独男性は3~4人ほど。
雰囲気も落ち着いていて、ゆっくり入れる混浴でした。

タオルや湯あみ着もOKですが、ここのお湯はタオルなどが黄色く変色してしまい、洗っても落ちないので、使う場合は使い捨てになると思います。

新清館(女性目線情報)

  • 混浴:〇
  • タオル:〇(変色注意)
  • 湯あみ着:〇
  • 女性用脱衣所:男女一緒の小屋
  • 雰囲気:山奥・秘湯
  • アクセス難易度:中(車推奨・バスあり)
  • 女性入りやすさ:★★★★
  • カップル:かなりおすすめ

満願寺 川湯

万願寺川湯からの風景

住宅地の中にある川湯で、道を歩いている人から普通に見える場所にあります。
開放感はとてもあります。湯船の真横に野菜を洗う場所があって、近所の方がよく来られたりと、生活に密着した場所なのだと感じました。

地元の方や慣れている方が多く、こちらが全裸でも特に驚く様子もなく、譲り合いながら入る空気がありました。

満願寺川湯(女性目線情報)

  • 混浴:〇
  • タオル:〇
  • 湯あみ着:〇
  • 女性用脱衣所:なし
  • 雰囲気:住宅地・川湯・開放的
  • アクセス難易度:中(車推奨)
  • 女性入りやすさ:★★
  • 開放感:かなり強い

天ヶ瀬温泉(川沿い露天風呂)

川沿いにある露天風呂で、開放感は今回入った中で一番でした。
この季節は衝立がありましたが、季節によっては衝立がなくなり、川向こうの旅館のベランダや橋の上から見える位置になります。

単独男性が6人ほどいて少し狭かったのですが、場所を空けてくださって入ることができました。

天ヶ瀬温泉(女性目線情報)

  • 混浴:〇
  • タオル:〇
  • 湯あみ着:〇(ただし地元の方はあまり良く思わない場合あり)
  • 女性用脱衣所:なし
  • 雰囲気:温泉街・川沿い・開放的
  • アクセス難易度:低(駅から徒歩)
  • 女性入りやすさ:★★★(衝立ありの季節)

九州の混浴は、関東の混浴と少し違う

関東の混浴は、山奥の秘湯に多く、
「わざわざ行く場所」という感じがあります。

山道を登って、やっとたどり着いて、
静かな山の中で、ひっそりと湯に入る。
どちらかというと、「隠れに行く混浴」という感じです。

一方、九州の混浴は、少し違いました。

川沿いに湯があり、
住宅地の中に湯があり、
観光地のすぐそばに湯があり、
人の生活のすぐ隣に、混浴の湯がありました。

隠れて入るというより、
開かれた場所に、普通に湯がある。

そんな印象でした。

混浴というより、
「たまたまそこが混浴だった」という感じに近いのかもしれません。

関東の混浴が「非日常」だとしたら、
九州の混浴は、もっと「日常」に近い場所にあるように感じました。

群馬の混浴温泉を巡ったときのことは、こちらの記事に書いています。

群馬の混浴温泉体験記


女性目線での入りやすさランキング

温泉名女性入りやすさ
茎の口温泉 新清館★★★★
天ヶ瀬温泉★★★
湯布院 下ん湯★★★
満願寺川湯★★
へびん湯

※あくまで個人的な体感です。


九州の混浴温泉まとめ|こんな人に向いていると思う

今回、九州の混浴温泉を巡ってみて感じたのは、
九州の混浴は、良い意味でとても開放的だということでした。

山奥の秘湯もありますが、
川沿いの露天風呂や、住宅地の中の共同浴場、観光地の中にある混浴など、
人の生活のすぐそばに、混浴の湯があります。

だから、
見られたくない人には、あまり向かないかもしれません。
逆に、開放的な場所が好きな人、野湯が好きな人、自然の中の温泉が好きな人には、とても楽しい場所だと思います。

九州の混浴は、特別な場所というより、
人の生活のすぐ隣にある、少し不思議で、でもとても自然な場所でした。



車で巡る方へ(駐車場・ルートについて)

今回巡った5つの温泉は、車でないと行くのが難しい場所も多く、特に野湯や川湯は駐車場所が分かりにくいところもあります。

また、地元の方の生活圏でもあるため、駐車場所を間違えると迷惑をかけてしまうこともあり、初めて行く方は事前にしっかり調べておくことをおすすめします。

今回私たちは、九州の温泉に詳しい仲間に案内してもらい、1日で5湯巡ることができました。

駐車場所だけでなく、実際に入浴する際の着替えの場所や、掛け湯をする位置、常連の方が大切にしていること、暗黙の了解のようなものも意外と多く、案内してくれる人がいなければ、あんなに安心して湯めぐりをすることはできなかったと思います。

湯を心から楽しめたのは、仲間の存在があったからでした。

これから九州の混浴を巡ってみたい、でも少し不安もある、そんな方には、今回私たちがお世話になった、九州の混浴をよく知っている仲間をご紹介できる場合もありますので、よろしければこちらからご連絡ください。

※アテンドは、カップルの方・単独女性の方を優先してご案内しています。

私たちClub Inner Spaでは、こういう場所で、同じ空気の中で静かに時間を過ごせる人たちと出会えたらいいなと思いながら、混浴温泉を巡っています。活動についてはこちらにまとめています。

Club Inner Spaについて

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